※※※2022/8/4更新※※※
どもっす!なつきです!(naTsuKi_movedit)
今回は以下のような相談をいただきました
💭「カットしてないところで音声に”プツプツノイズ”が出る」
💭「EQとかで音をいじってみたけど直らない」
今回は音質補正ではなく『波形そのものの補正』が必要だったので、そのやり方を解説します
😇「EQってなに…?」
ってなった方はEQについてにて簡単な説明おいてますのでごらんください。
【結論】Auditionで『選択範囲の自動修復』をすればOK
まず結論今回の「プツプツノイズ」の原因は”波形の断裂”
なのでAuditionで断裂してる波形を見つけて、断裂してる部分に『選択範囲の自動修復(⌘ + U)』をすればOKです
…わかる人ならここで「なるほど!」となって問題解決するはずです。
この後からはわからない人に向けての解説になります。
わからない方は読み進めてくださいまし。
そもそもの”プツプツノイズ”の原因
原因は”波形の断裂”です

言葉よりもこうやってビジュアルにした方がわかりやすいと思います
動画編集をしているとよく出会う(?)“プツプツノイズ”はこの波形の断崖絶壁のせいです
なのでこの崖を直してあげればいいので、直し方を解説します
めちゃくちゃ簡単だから安心してね
Auditionでの”波形の修復”のやり方
では実際にやっていきましょう
今回はPremiere Proから連携機能を使っていきたいと思います。
音声を全部選択して「Adobe Auditionでクリップを編集」をクリック。

音声がAuditonで開かれます。

Audition上で”プツプツノイズ”の場所を探していきましょう
プツプツいうあたりを拡大表示(H)していくと…

断裂した波形がありました。
この波形を修復していきます。
断裂している箇所を範囲選択をしてください
(画像は修正後の画像です。修正前は消しちゃいました…)

そして右クリックして「選択範囲の自動修復(⌘ + U)」をすると…
(画像は修正後の画像です。修正前は消しちゃいました…)

治りました。

終わりッス ( ‘ω’)
あとは同じ作業をプツプツ言ってるところ全部にやったげるだけです!
ここだけは辛抱強くがんばりましょう!
まとめ『原因とオーディオ編集ソフトの機能を知れば音は怖くないんだぜ☆』
編集に慣れてる方だと拍子抜けしちゃうくらい簡単だったと思います。(慣れてない方はそうでもないかもです。)
音は目に見えないので「何やら不思議なことが起きている魔法の世界」のように見えてしまいますが、起きてしまっているすべての問題に必ず原因があります。
そしてその原因に対して必ず何かしら対策が立てられます。(実行不可能な場合もあるけどね!)
みなさんにとって「原因の特定」が難しいかと思います。
そりゃ普通生きてて音の編集や音について考えることなんてほとんどないので当然です。
なので今後僕の元に来た質問や相談は可能な限り原因と対策を公開していきます。
そうすればいずれ
✅僕は音のことがわかる仲間が増えて嬉しい
✅みなさんは音の問題に対する知識が増えて嬉しい
✅動画界隈全体の音のクオリティが上がって嬉しい
という”三方良し”になると信じてるから!
…すみません熱くなりすぎました 笑
当ブログの方向性も決まってワクワクしてしまいました!
Twitterでも音に関する用語を簡単に解説する #音辞書 というハッシュタグを勝手に始めましたのでご覧下さい!笑
ではこれにて失礼します!
はぶあぐっさん!(Have a good Sound!)